チープカシオの世界

私も所有している日本の計算機メーカー製格安デジタル時計の総称（通称）チープカシオについてまとめてみた。

まず、私の所有しているモデルF84-W（7年使用）

・使用感

耐水性・・・生活防水ということであるが、かなり良い。というのも、マリンスポーツで7年間使用しても時計のモジュール自体はビクともしない。太平洋の荒波に揉まれながらも正確に時を刻み続けるだけのタフさは1000円程度で手に入らないほどの高スペック
洗濯程度では壊れることはない。バンバン洗っても構わない。

耐久性・・・ウレタン樹脂のベルトは切れやすい。紫外線が強く、塩分を含んだ海水中で7年間ハードに使用すると切れやすくなってしまう。そこでベルト交換をしようと考える。F84-Wのベルト交換を試している方は非常に多い。
カシオF-28Wのベルト交換

チプカシのバンド交換をやりたい？

チープカシオの場合、バネ棒と呼ばれる樹脂ベルトを時計本体にくっつける部品が特別らしく、力技で外さなければならない。


Natoベルトは人気。幅が18mmでF84-Wにはぴったり。

電池耐用性・・・7年と明記しているが、7年間ハードに使用しても未だに正確な時を刻み続けている（なぜか日付と曜日はずれてしまっているが。。。）
しかも、電池交換は簡単ですでにこちらのブログに紹介されているため心配なし。
チプカシの電池交換をやってみた。

ブログに出てくるA163WはモジュールNo.593と呼ばれ、時計機能部分はF84Wと同様。この後紹介するF91Wと全て共通モジュールである。




その他チープカシオ
F91-Wシリーズ





2013年10月まで海外限定で発売されていたモデル
性能こそF84-Wと変わらないが、カラーバリエーションがある。


枠線グリーン


枠線ゴールド




さらに枠線だけでなく、カラフル樹脂シリーズ




ホワイト

イエロー




グリーン





オレンジ



ピンク




なぜか高いブルー
と、カラフルなシリーズ。


カラフルでありながら実用性と耐久性を備えたチープカシオは時として武器転用されることも。アルカイダが時限式爆弾の起爆装置に転用したのもF91-W

引用：Casio F91W - Wikipedia

米国に入国する際はご注意！→People Wearing This Casio Watch Might Be Terrorists

改造したい人向けのModuleNo.593 分解図解→激安時計無双

A168シリーズ


樹脂ベルトシリーズとモジュールこそ共通するものの、金属の筐体は若干の高級感を醸し出すA168シリーズ
2011年グッドデザイン賞を受賞したシリーズでもあるA168
→

 亜種ゴールド


その他のチープカシオ

一覧をまとめて下さっている方→チプカシのリスト


ワールドタイム対応のAE1200WHの紹介あり→愛すべきダサさ、チプカシのススメ

CA53WデータバンクとA203デジタル式アナログ表示時計（'81年製）→レトロフューチャー時計 CASIO。

LA670WGA、B640。もはやFシリーズにはない、おしゃれ系→やっぱり可愛い♥ レトロポップな腕時計【チープCASIO】が好き！

ノームコアというファッションの部類に入るとの考察→チープカシオは腕時計版ノームコア？

多方面にウケているみたい。